施工実績
WORKS
大阪市鶴見区老人ホーム新築工事クロス、床工事
入居者様の生活品質を左右する内装仕上げ
老人ホームの内装工事において、クロス工事と床工事は入居者様の生活品質に直接影響する極めて重要な仕上げ工程です。
高齢者施設では、安全性、清掃性、そして心地よい居住環境という三つの要素を高いレベルで実現する必要があります。
壁と床は、入居者様が日々目にし、直接触れる部分であるため、素材選定から施工方法まで細部にわたる配慮が求められます。
大阪市鶴見区における今回の老人ホーム新築工事では、医療・介護施設に特化した専門的な内装仕上げ技術を駆使しました。
一般住宅とは異なり、車椅子の移動、介護スタッフの作業動線、清掃のしやすさ、転倒時の衝撃吸収など、多角的な視点から最適な材料と施工方法を選択しています。
株式会社伊藤建装は、貝塚市を拠点として、大阪市鶴見区を含む大阪府全域で介護施設や医療施設の内装工事を数多く手がけてきました。
豊富な経験から得た知見を活かし、入居者様にとって快適で安全な居住空間を創出します。
今回の施工では、廊下、居室、共用部分など各エリアに応じた最適な仕上げ材を採用しました。
完成した空間は、木目調の温かみのある床材と、落ち着いた色調のクロスが調和し、安心感のある居住環境となっています。
エリア別に最適化されたクロス選定と施工
老人ホームのクロス選定では、各エリアの用途に応じた機能性クロスを採用しました。
廊下や共用部分には、明るいアイボリー系の抗菌クロスを使用し、施設全体に清潔感と開放感をもたらしています。
抗菌・防汚機能を持つ衛生クロスは、高齢者施設において最優先される衛生管理の要求に応えます。
表面に抗菌加工が施され、汚れが付着しにくく、日常的な拭き掃除にも耐える耐久性を備えています。
居室内では、壁面の一部にアクセントクロスを採用しました。
濃紺のアクセントクロスと白を基調としたクロスを組み合わせることで、単調になりがちな居室空間にメリハリを与えています。
また、グレー系の織物調クロスを使用した居室もあり、落ち着いた雰囲気と上質感を演出しています。
色彩計画においては、高齢者の視認性と心理的な安心感を重視しました。
廊下には明度の高い色調を採用し、自然光と照明の光を効果的に反射させることで、明るく歩きやすい動線を確保しています。
各居室への入口部分には、ダークブラウンの木目調建具を配置し、白い壁との明確なコントラストにより、自室を認識しやすくしています。
これは認知症の方にとっても有効な視覚的サポートとなります。
天井には吸音性のある化粧板を採用しました。
画像で確認できる岩綿吸音板は、適度な吸音性能を持ち、廊下や居室内の反響音を抑える効果があります。
高齢者施設では、複数の居室が隣接し、介護スタッフの移動も頻繁なため、音環境の配慮が重要です。
施工工程では、まず既存の下地状態を入念に確認しました。
新築工事であっても、石膏ボードの継ぎ目やビス穴には必ずパテ処理を施します。
パテを均一に塗布し、十分に乾燥させてからサンディングを行うことで、クロス貼り付け後の表面を平滑に仕上げます。
下地処理は完成後には見えない工程ですが、仕上がりの美しさと耐久性を大きく左右するため、当社では特に重視しています。
クロスの貼り付けには、突き付け貼りという高度な技法を採用しました。
突き付け貼りとは、クロス同士を重ねずに端と端を密着させる方法で、継ぎ目が目立ちにくく美しい仕上がりとなります。
ただし、わずかなズレも許されない精密な作業であり、熟練した職人の技術が必要です。
当社の職人は長年の経験により培われた確かな技術を持ち、継ぎ目の処理を丁寧に行います。
入隅(壁と壁が交わる内側の角)部分には、専用のコーキング材を使用して隙間を埋め、クロスの剥がれを防止します。
出隅(壁と壁が交わる外側の角)には、必要に応じて見切り材を設置し、車椅子や介護用ベッドとの接触による損傷を防ぎます。
廊下の壁面には、手すりが設置されています。
画像で確認できるダークブラウンの手すりは、壁のクロスと美しく調和しながらも視認性が高く、入居者様の安全な移動をサポートします。
手すりの取り付け位置を事前に考慮し、クロス施工時に適切な下地補強を行いました。
安全性と意匠性を兼ね備えた床工事
老人ホームの床材には、ナチュラルな木目柄の床材が廊下から居室まで連続して施工されており、温かみのある居住空間を演出しています。
長尺シートとは、ロール状の塩化ビニル製床材で、継ぎ目が少なく、防水性と清掃性に優れています。
木目調のデザインは、施設特有の無機質な印象を和らげ、入居者様に自宅のような安心感を提供します。
表面には適度な滑り止め加工が施されており、転倒のリスクを軽減しながらも、車椅子の移動がスムーズに行える設計となっています。
床材の選定にあたっては、衝撃吸収性も重要な要素です。
高齢者の転倒事故は骨折などの重大な怪我につながりやすいため、万が一転倒した際の衝撃を和らげる素材を選びました。
また、車椅子や歩行器の移動による摩耗にも強く、長期間にわたって性能を維持できる耐久性を備えています。
施工工程は、まず墨出し作業から始まります。
墨出しとは、床面に基準線を引く作業で、この精度が施工全体の品質を決定づけます。
レーザー墨出し器を使用し、壁との取り合いや建具との位置関係を正確に計測しました。
次に、床材を仮置きして必要な寸法にカットします。
この段階では、後工程での微調整ができるよう、数センチの余裕を持たせてカットします。
床用接着剤は、専用のクシ目ゴテを使用して均一に塗布しました。
接着剤の塗布量が不均一だと、床材に凹凸が生じたり、剥がれの原因となります。
塗布後は接着剤が適切なオープンタイム(半透明になる状態)になるまで待機し、床材を貼り付けます。
床材の貼り付け時には、専用のローラーを使用して空気を押し出しながら圧着します。
この作業により、床材と接着剤がしっかりと密着し、後々の剥がれや浮きを防止できます。
継ぎ目部分は、柄を合わせながら丁寧にカットし、シーラーと呼ばれる溶接材を流し込んで一体化させます。
これにより、継ぎ目から水分が浸入することを防ぎ、衛生的な床面を維持できます。
廊下には、画像で確認できるように両側の壁面に手すりが設置されています。
床材の木目調デザインと壁のアイボリー系クロス、ダークブラウンの手すりが調和し、統一感のある空間となっています。
また、廊下の天井には埋込式の空調設備が配置され、快適な室温を保つ設計となっています。
居室内の床材も同様の木目調長尺シートを使用していますが、居室によっては若干色調の異なる床材を採用しています。
これにより、各居室に個性を持たせ、入居者様が自分の部屋を識別しやすくする効果があります。
居室内には手洗い設備が設置されており、床材は水回りでも使用できる防水性能を持つものを選定しました。
万が一水がこぼれても、拭き取るだけで清掃が完了し、メンテナンスの負担を軽減します。
協力会社としての施工品質と工程管理
株式会社伊藤建装は、建設業者様から信頼される協力会社として、納期厳守と高品質な施工を最優先に考えています。
老人ホームのような大規模施設では、複数の工種が並行して進行するため、綿密な工程管理が不可欠です。
当社では、元請け業者様との密な連携のもと、他工種との調整を図りながらスムーズに施工を進めます。
クロス工事と床工事の順序については、一般的に天井、壁、床の順番で施工します。
これは、上部の作業による汚れや損傷から下部を保護するためです。
ただし、現場の状況や工期の都合により順序を変更する必要がある場合は、適切な養生を施して対応します。
養生とは、施工済みの箇所を保護シートなどで覆う作業です。
クロス貼り付け後の壁面を床工事の際に傷つけないよう、また床施工後に他工事が入る場合は床面をしっかりと養生します。
この細やかな配慮が、最終的な仕上がり品質を左右します。
工期については、複数の職人チームを編成し、効率的に作業を進めることで、予定通りの工期で完了させています。
品質管理においては、各工程の完了時に自主検査を実施し、不備がないかを確認します。
継ぎ目の処理、接着状態、表面の平滑性など、細部にわたってチェックを行います。
万が一不具合が見つかった場合は、即座に手直しを行い、完璧な状態で次工程に引き渡します。
貝塚市から大阪市鶴見区への広域対応力
株式会社伊藤建装は、大阪府貝塚市に本社を構え、大阪市鶴見区を含む大阪府全域で施工対応しています。
貝塚市から鶴見区へは良好なアクセスがあり、迅速な現場対応が可能です。
老人ホームや医療施設など、高度な専門性が求められる施設の内装工事において、豊富な実績を有しています。
介護施設の内装工事では、一般住宅とは異なる特殊な要求事項が多くあります。
バリアフリー対応、車椅子対応、清掃性、抗菌性、安全性など、多岐にわたる要素を総合的に考慮する必要があります。
当社では、これらの要求を深く理解し、最適な材料選定と施工方法を提案できる体制を整えています。
クロス工事や床工事だけでなく、軽天工事、ボード工事、GL工事など、内装工事全般を一貫して対応できることも当社の強みです。
複数の工程を一社で完結できることで、工程間の調整がスムーズになり、工期短縮とコスト削減が実現します。
建設業者様にとっても、窓口が一本化されることで管理負担が軽減されます。
貝塚市や大阪市鶴見区をはじめ、大阪府内で老人ホームや医療施設などの内装工事の協力会社をお探しの建設業者様は、ぜひ株式会社伊藤建装にご相談ください。
豊富な実績と確かな技術力、そして誠実な対応で、高品質な内装仕上げを実現します。